『NHKにようこそされたい』

世の中の童貞ディスはNHK(日本非童貞協会)の陰謀です。

NHKは、数多のメディアに潜り込み、あらゆる手段で民草に童貞を侮蔑するよう扇動する、悪の組織です。一方で、非童貞を持ち上げ、男のステータスとして格付けする工作活動も水面下で行っています。それら悪しき活動による被害は後を絶たず、嘲笑と蔑視による童貞への精神的被害は測り知れません。

しかし、よく考えてください。童貞のどこが気持ち悪いんですか? ないでしょう? 皆さんは知らず知らずのうちに教化されてしまっているのです。

私は童貞党の一員として、「『臭い・キモい・汚い』の3Kに『キチガイ』を加え、時代は4K!」と謳い、さらに調子付くNHK天誅を下し、隠された真実を白日の下に晒すべく今回の記事を作成するに至りました。

童貞が気持ち悪いとされる言説の一つに、春秋時代の中国の思想家の孔子という人物が弟子に話したとされる説法があります。今回はこれに異を唱えることでNHKが流布する「童貞キモい論」に一矢報いてやろうと思います。あまりにも有名な話ではありますが、以下に説法の内容を記載します。

弟子「先生、処女を貴重だと思う男は多いです」
孔子「その通りだ」
弟子「しかし逆に童貞は女に気持ち悪がられます」
孔子「確かに」
弟子「おかしいじゃないですか、何故このような意識の違いが生まれるのですか」
孔子「それは一度も侵入を許していない砦は頼もしく、一度も侵入に成功していない兵士は頼りないからだ」
(※ニコニコ大百科より抜粋)

みなさん、心を落ち着けてよく聞いてください。セックスというのは戦争なんですか? 互いを傷つけ合い、憎しみを生む、愚かな行為なんですか? そのような認識の下、男女が情事に励んでいるとしたら悲しいことです。それならいつまで経っても愛が地球を救わないことにも頷けます。

ねえ、違うでしょう? セックスはお互いを認め合い、愛情を生む、尊い行為でしょう? そうでなければなりますまい。この説法は前提条件から間違えたこじつけ解釈なのです。

戦争が日常茶飯事であった遠い昔の中国では一定の理解は得られたでしょう。男尊女卑の時代でもありました。しかし、時は現代日本。戦争とは無縁の平和な島国。女性の社会進出は今では何ら珍しくなく、まだまだ問題は多く抱えていますが、男女共同参画が確立された社会です。その時代において女性を「砦」、男性を「兵士」と喩えるのは男女差別でしかなく、「遅れたモノの考え方」と切って捨てて不都合はないでしょう。

いいですか皆さん、「童貞ディスは遅れている」のです。納得いただけましたか? でしたら、この標語を家の至るところに掲示し、毎日100回は唱えましょう。私は日に300回唱えています。そして余裕が生まれれば、差別問題を訴えるポスターやチラシを作成し、ご近所さんに啓蒙して回りましょう。最初は疎まれるかもしれませんが、直に理解が得られるはずです。迷惑そうな顔をされても諦めず訪問し続けてください。

最後に忠告ですが、NHKの訪問には気をつけることです。奴らは童貞をディスって憚らないばかりか、忠誠の証として金銭を巻き上げる酷い奴らです。奴らが訪れてもデーモン小暮のフリをするなどしてその場を凌ぎましょう。町内会で変人扱いを受けるかもしれませんが、今は我慢のときです。いつか日の目を見ることを信じて頑張りましょう!

うぃーしゃるおーばーかむ さむでい!!!!!!!!



はあ、ほんとに何書いてるんだ俺。馬鹿じゃないのか。あーあ、俺も中原岬ちゃんのような娘っ子にNHKにようこそされないかなあ